先日、カウンセリング時に患者さまから「ほくろがあっても医療脱毛ができますか？」と質問をいただきました。
ほくろ部分に照射をしてしまうと副作用やほくろが濃くなってしまうんではないか？と色々質問をいただきました。そこで、今回はほくろがあっても医療脱毛ができるかどうかについて説明しますね。
ほくろがあっても医療脱毛は可能！
結論として、医療脱毛はほくろがあっても照射は可能です。
しかし、ほくろに直接レーザーを当てられるかどうかは、ほくろのサイズや濃さによって異なります。
レーザーの出力を変えることで対応ができる場合もあれば、大きいほくろや色の濃いほくろへの照射は難しいことが多いです。実際に照射ができるかどうかはクリニックで確認してみましょう！
ほくろに照射した場合のリスクは？
では、濃いほくろやサイズが大きいほくろに照射をおこなった際にどういったリスクがあるかを説明しますね。
1.ほくろが焦げたり、火傷する場合も
ほくろに医療脱毛をすることで、ほくろが焦げたり、さらに過剰に反応した場合は火傷を引き起こすこともありえます。
2.ほくろが腫れる、膨らむ
焦げたり、火傷するのと同じメカニズムで、医療脱毛の熱によりほくろが腫れる、膨らむことがあります。
濃いほくろやサイズが大きいほくろはどうしたらいいの？
では、「濃いほくろやサイズが大きいほくろがある場合は医療脱毛ができないの？」
と不安に思われるかもしれませんが、いくつか方法がございます。
濃いほくろやサイズが大きいほくろがある場合は、どうしたらいいのかご紹介いたしますね。
ほくろの部位は避けて照射
ほくろの部分を避けたり、保護シールを貼って照射を防ぐことでレーザーを照射できます。
先ほど説明したように、濃いほくろやサイズが大きいほくろにそのままレーザーを照射すると火傷などのリスクがあります。そのため、ほくろは避けて照射することでリスクを抑えることができるのです。
ほくろ除去をしてから医療脱毛を行う
また、先にほくろ除去の治療をしてから医療脱毛を行う方法もあります。
ほくろがなくなれば、火傷などのリスクも軽減されるため、そのままレーザーを照射できます。
ただし、ほくろ除去直後に赤みが出ている場合は、医療脱毛を受けられないため、症状が落ち着いてから照射を行う必要があります。
ニードル脱毛をする
また当院では取り扱っていませんが、「ニードル脱毛」という方法もございます。
ニードル脱毛とは、細い針を毛穴に挿入し、電流を流して毛根を破壊する方法です。色素に関係なく脱毛ができるので、ほくろから毛が生えている方でも脱毛が可能です。
しかし、レーザー脱毛と比較すると痛みが強く、また1本ずつ脱毛していくため時間と費用がかかってしまいます
ほくろに医療脱毛をすると消える？
濃いほくろやサイズが大きいほくろについてのリスクをこれまで説明させていただきましたが、実は、薄い色のほくろにレーザーを照射すると、さらに薄くなったり消えたりすることもあります。逆に、消したくないほくろがある場合は、ほくろを避けて照射をするので事前に医師や看護師にお伝えください！
医療脱毛でほくろが濃くなることはある?
SNSや口コミなどで「ほくろが濃くなった」など見かけたことはありませんか？
実際には、医療脱毛の照射が原因でほくろが濃くなることはありません。
これは医療脱毛のレーザーがメラニン（黒い色素）に過剰に反応し、ほくろが焦げた状態になることで、かさぶたとなり「濃くなった」と感じる場合があるためです。
銀座フェミークリニックの医療脱毛のポイント
ほくろがある場合の医療脱毛は、技術が高く経験豊富なスタッフのいるクリニックがおすすめです。
自身でほくろの状態の判別は難しく、経験や技術が低いクリニックでは、照射できるほくろの判断が難しく火傷のリスクになってしまいます。
そのため、しっかりと判断できるスタッフがいるクリニックで行いましょう。
医療脱毛の実績が豊富
フェミークリニックは2003年に開院し、20年以上の時が経ちました。これまで40万人以上の方に医療脱毛を提供してきたからこそ、患者さま一人ひとりのほくろの状態を判別し、適切な処置をご提案いたします。
ほくろ除去も行える
当院は医療脱毛だけでなく、美容皮膚科として「ほくろ除去治療」や「ニキビ治療」、「シミ治療」など幅広く治療をしております。ホクロだけでなく、その他にもお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
無料カウンセリングの実施
患者さまが気軽にご相談しやすい環境を整えるため、完全予約制でカウンセリングも完全個室で実施しております。もちろんカウンセリング料や初診料も無料ですので、「ほくろの状態を確認してもらって医療脱毛を決めたい」という方もぜひクリニックへお越しください！
このページの監修医師
銀座フェミークリニック 院長 安田 あゆみ
東京医科大学 医学部医学科卒業後、虎の門病院 初期臨床研修修了。東京大学医学部 皮膚科学教室入局、大手美容クリニック勤務を得て銀座フェミークリニック院長に就任。
日本皮膚科学会所属