家庭用脱毛器と医療レーザー脱毛機の違いについて
項目 | 医療レーザー脱毛機 | 家庭用脱毛器 |
---|---|---|
効果 | 永久脱毛 | 一時的な減毛・抑毛 |
回数 | 5回前後 | 20~30回以上 |
期間 | 1年~1年半 | 使い続ける必要がある |
痛み | ゴムではじかれたような痛み | 温かさを感じる程度 |
費用 | 20万円程度 | 2万~7万円 |
肌トラブル | やけど 硬毛化 増毛化 腫れ 色素沈着 など | やけど 腫れ 毛嚢炎 かぶれ かゆみ 埋没毛 など |
トラブル時の対応 | 常駐している医師・看護師が対応 | 自身で応急処置を行い、医療機関へ受診する |
大きな違いは、
1.費用
2.脱毛効果
3.トラブル時の対応となります。
費用に関しては、家庭用脱毛機の場合、購入料金のみのため、回数を重ねるごとに費用がかかる医療脱毛と比較して安価で気軽に脱毛をはじめることが可能です。
しかし、家庭用脱毛機は、自身で脱毛を行うため、見えにく部位への照射や照射部分に漏れが生じ、毛が部分的に残ってしまうことがあります。
また、そもそもレーザーの照射力が家庭用脱毛機と医療脱毛機器が異なります。脱毛の効果自体、医療脱毛の方が効果が高く、医療脱毛のみ永久脱毛の効果が期待できます。
(効果に関しては後ほど詳細をご説明いたします)
また、脱毛中予期せぬ肌トラブルが起きてしまう場合もあります。
医療脱毛の場合は照射を行うのが医師や看護師のみのため、リスクも少なく、仮にトラブルがあった場合にもすぐに対応することができます。しかし、家庭用脱毛機の場合はご自身で応急処置を行い医療機関への受診が必要となるためリスクが高まってしまうので注意しましょう。
脱毛機器の種類と効果
ここでは、脱毛効果や種類について詳細に説明させていただきます。
家庭用脱毛器の種類と効果
家庭用脱毛器には永久脱毛の効果はありません。
照射を繰り返していると毛がなくなったように感じる方もいらっしゃるかと思いますが、家庭用脱毛器で得られる効果は減毛・抑毛になります。
家庭用脱毛機には「フラッシュ式」や「レーザー式」など様々な種類がございますが、その効果性は同じで減毛・抑毛のみとなります。
主な家庭用脱毛器の種類
・光(フラッシュ)式
・サーミコン(熱線式)
・ローラー式
・超音波式
・レーザー式 など
家庭用脱毛器の仕組み
自身で照射パワーが調整できるため、痛みの加減に合わせて調整できるのもポイントです。
しかし、家庭用脱毛器は自身で照射を行うため照射パワーを抑えられて作られています。
そのため、医師や看護師が照射を行ってくれる医療脱毛はもちろん、施術者がいるエステサロンと比較しても照射パワーが低いので、効果を中々実感しづらいといわれています。
照射パワーが弱いため毛を生やす組織(毛乳頭)までレーザーが届かず、一時的に減毛や抑毛を行うことはできますが、毛乳頭の破壊はできないため、再度毛は生え続けてしまいます。
なので、家庭用脱毛機器では常に照射をし続ける必要が出てきてしまいます。
家庭用脱毛器がおすすめな方
・時間がないけどお肌をきれいにしたい方
・サロンやクリニックでの施術が恥ずかしい方
・痛みに弱い方
ご自宅で時間に左右されることなく脱毛ができるため、どうしてもクリニックに行くのが難しい方におすすめです。
医療レーザー脱毛機の種類と効果
クリニックで行う医療レーザー脱毛は永久脱毛の効果が期待できます。
しかし、医療レーザー脱毛でも一度の照射ですべての毛を脱毛することはできません。
その理由として毛の成長周期が関係しています。毛には「毛周期」といわれる成長のサイクルがあります。医療レーザー脱毛に最も効果のある毛は「成長期」の毛で全体の20%程度しかありません。そのため、1回1回の施術の間を毛周期に合わせることで効果的な脱毛効果を得ることができ、毛のないお肌を手に入れることができます。
医療脱毛機の種類
・アレキサンドライトレーザー
・ダイオードレーザー
・ヤグレーザー
医療レーザー脱毛機の仕組み
医療脱毛は医師もしくは医師監修のもと看護師が照射を行うため、医療行為にあたります。
そのため、照射パワーを強くすることができ、毛を生やす組織(毛乳頭)までレーザーを作用させ破壊することが可能です。
破壊された細胞は再生することがないため、永久的に脱毛できる効果を持っています。
毛は生えてくるサイクルがあるため、毛の成長期に合わせて脱毛を行うことで、他の毛穴から生えてきた毛にアプローチをかけることができるため、少ない回数で脱毛を完了することができるのが特徴です。
医療脱毛レーザーがおすすめな方
・痛みに強い方
・短期間で効果を実感したい方
・日焼け・敏感肌の人
・安全性を重視している方
医療レーザー脱毛は、医療行為に含まれるため、毛根の破壊ができるため、家庭用脱毛機器と比較して少ない回数で効果を実感できるのがポイントです。
また、安全性も高いので、通常日焼け肌や敏感肌の方は火傷のリスクが高いため照射ができないのですが、個人差はありますが、医療レーザー脱毛では照射が可能です。
>>詳しくは医療脱毛をすれば毛は生えてこないの?へ
フェミークリニックのポイント
医療脱毛は、家庭用脱毛機と比較すると痛みを感じるという方も少なからずいらっしゃいます。
しかし、フェミークリニックでは、独自の照射テストをクリアした看護師のみが照射に図るため、短時間で照射を行うことが可能です。
また、照射テストを行った上で照射を行い、都度お声掛けさせていただきますので、痛みを感じたらすぐにお申し付けください。
医療脱毛機器も5種類用意しており、事前に痛みにご不安のある方は痛みの少ない医療脱毛機器をご提案させていただきます(有料ですが麻酔クリームもあるのでご安心ください♪)
目的に合わせた脱毛手段がおすすめ
脱毛の選択肢は増え、自宅でも脱毛が行えるようになっています。
しかし、どの方法もメリットとデメリットがあり、得られる効果も異なります。
時間がなく手軽に始めたい方は家庭用脱毛がおすすめですが、しっかりと脱毛を行いたい方は医療脱毛がおすすめです。
フェミークリニックでは、医療脱毛は痛みの軽減や患者さまの費用を抑えるために、”冷却装置の付いた新型脱毛機の導入や”少ない回数で確実に効果を出すために、患者さま一人一人に合わせた脱毛スケジュールの提案”をしております。
銀座フェミークリニックの医療脱毛について詳しくはこちら>>
少しでも医療脱毛に興味がある方は、まずは銀座フェミークリニックのカウンセリングへお越しください。
このページの監修医師
銀座フェミークリニック 院長 安田 あゆみ
東京医科大学 医学部医学科卒業後、虎の門病院 初期臨床研修修了。東京大学医学部 皮膚科学教室入局、大手美容クリニック勤務を得て銀座フェミークリニック院長に就任。
日本皮膚科学会所属