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背中ニキビの原因と対策

こんなお悩みありませんか?

  • 背中の開いた洋服が着られない
  • 手が届かないのでケアができない
  • 水着を着たときに背中が気になる
  • ニキビの赤みやブツブツが消えない

背中ニキビの特徴

部位ごとに異なるニキビの原因と対策

思春期のニキビは顔に多く見られますが、背中は年齢や性別に関係なくできてしまいます。

背中ニキビには生活習慣も深く関わっていると言われ、日ごろのスキンケアを見直しただけでは治りにくい特徴を持っています。

背中は自分の目で確認することが難しく、見えないため気にする方が多い部位でもあります。日ごろのケアはもちろん、生活習慣も見直さなければ悪化する要因にもなります。

ニキビの種類

炎症をおこしていないニキビ
(軽度のニキビ)

白ニキビ

白ニキビ
白ニキビ 毛穴の状態

古い角質が毛穴をふさぎ、中に皮脂がたまってお肌の表面を押し上げた状態です。
炎症はなく、痛みや腫れもありません。
触るとザラつきが感じられます。

黒ニキビ

黒ニキビ
黒ニキビ 毛穴の状態

白ニキビからさらに皮脂が増えることで毛穴が押し広げられ、皮脂が酸化して黒く見えます。
まだ炎症はなく、痛みや腫れもありません。

炎症を起こしていないニキビに効果のある治療

  • ケミカルピーリング
  • 内服薬・外用薬

炎症を起こしているニキビ
(重度のニキビ)

赤ニキビ

赤ニキビ
赤ニキビ 毛穴の状態

毛穴内で増殖したアクネ菌が皮膚の細胞を刺激し、炎症を起こした重度のニキビです。
お肌が赤く腫れ上がって痛みやかゆみが生じ、ニキビ跡が残る可能性が高まります。

黄ニキビ

黄ニキビ
黄ニキビ 毛穴の状態

炎症が進んで化膿した、ニキビの最終段階です。
お肌の表面が赤く腫れ上がり、痛みやかゆみが強まります。
そのままにしていると高確率でニキビ跡が残ってしまいます。

炎症を起こしているニキビに効果のある治療

  • ケミカルピーリング
  • ロアキュティン
  • クロモライト(光線治療)
  • 内服薬・外用薬

美容医療で背中ニキビをきれいに

背中ニキビの原因

背中は皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位のひとつです。

背中ニキビができる原因として

  • 皮脂の汚れ
  • シャンプー・石鹼などの洗い残し
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 乾燥や刺激
  • マラセチア毛包炎

などがあげられます。

皮脂や洗い残しの汚れ

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ニキビは毛穴から分泌される皮脂が詰まることによって引き起こされます。
毛穴は古い角質が残ったり皮脂が過剰に分泌されたり、シャンプーや石鹸の洗い残しがあることで詰まりやすくなってしまいます。
毛穴に詰まった汚れは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の栄養源になります。
アクネ菌が増殖してしまうと、ニキビはどんどん悪化して炎症を起こしたり化膿したりしてしまいます。

睡眠とストレス

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ストレスが溜まった状態では寝不足になりやすいため、ホルモンバランスの乱れにつながります。
ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌量を増やしたり肌が乾燥しやすくなったりすることでニキビができやすくなります。

食生活の乱れ

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食生活の乱れはニキビの原因となります。
・ファストフード
・加工食品
・スイーツ
・油分の多いもの
これらのものは身体の老廃物が多くなり毛穴が詰まりやすくなるため、ニキビができたり悪化させたりします。

乾燥や刺激

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肌の乾燥を防ごうとして、皮脂の分泌が活発になってしまうためニキビができやすくなってしまいます。
また、肌の刺激もニキビをできやすくさせたり炎症を起こしたりする原因になります。
背中は皮膚の面積が広く、皮脂腺も多いためニキビができやすい部位です。お風呂上りなどに乾燥しやすく、洋服や髪の毛による刺激も受けやすいです。

背中ニキビとよく似た症状

背中ニキビとよく似た症状で次のようなものがあげられます。

  • マラセチア毛包炎
  • 毛のう炎(毛包炎)
  • おでき(癤)
  • 虫刺され(ダニ刺され)

これらは場合によって、セルフケアでは改善が難しく、医師の診断と処方が必要になります。

詳しく説明していきます。

マラセチア毛包炎

市販の薬を使ってもニキビが全く改善しない場合はマラセチア毛包炎の可能性があります。

直径2~3㎜の赤みを帯び、小さな膿を伴い、かゆみや痛みが生じることもあります。

マラセチア毛包炎の症状はニキビとよく類似していますが、ニキビとは全く異なる原因により発症しています。

マラセチア菌が原因による炎症の場合、ニキビ治療薬では炎症を抑えることができません。

マラセチア菌は常に肌に存在している常在菌です。

汗をかいたり背中が蒸れたりすると皮脂の分泌量が多くなり、マラセチア菌が繁殖しやすくなり、炎症を引き起こします。

マラセチア菌はセルフケアでは改善することが難しい症状なので、早めにクリニックの診断を受けてください。

毛のう(毛包炎)

毛包の浅い部分に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して、炎症を引き起こす疾患です。

赤みのある小さな膿疱ができ、痒みを伴います。頭皮にできることもあります。

おでき(癤)

毛のう炎が進行し、毛包の深い部分とその周囲が炎症を起こして化膿したものです。

中心に盛り上がった膿栓がみられます。皮膚が固くなり、ズキズキとした痛みや熱を伴います。

背中ニキビを改善・予防するには?

皮脂や汚れをしっかりと洗い流す

毛穴が詰まる原因を取り除くことで背中ニキビの改善を目指すことができます。

背中は入浴時にすすぎ残しが多くなりがちです。

そうならないために頭から洗い、顔、身体と上から下へ順に洗うことですすぎ残しを減らすことができるからです。

睡眠とストレスのバランスを取る

睡眠

ホルモンバランスを整えるためには、疲れやストレスをため込まず、睡眠や運動をしっかりと行うことが大切です。

特に睡眠は大切です。

毎日7時間程度は睡眠時間を確保し、早寝早起きを心がけましょう。

また、夜22時~朝2時の間は成長ホルモンが活発に分泌されるため、この時間帯にしっかりと睡眠をとっていることが大切です。

ホルモンバランスを整える生活を心がけることで背中ニキビだけでなく、身体にも良い影響を与え、健康でいることができます。

健康的な食生活

健康的な食事

外食やお菓子、ジュースなどは控え、野菜や果物、海藻類などを積極的に摂り、健康的なバランスの良い食事を心がけましょう。

また、大豆や鶏むね肉、ささみ、白身魚などの良質なたんぱく質もしっかり摂ることで健康的な肌のターンオーバーを促進させていきます。

肌に乾燥や刺激を与えない

清潔な寝具

衣類や下着、寝具など肌に触れるものを天然素材のものに変えたり清潔に保ったりして、背中ニキビを防ぎましょう。お風呂上りにはたっぷりの保湿を行い、背中ニキビができにくい肌環境を整えることも大切です。

ニキビは潰さない、触らない

ニキビは潰さない触らない

ニキビを潰したり触ったりすると、ニキビが悪化してキレイに治らなくなってしまいます。

背中がかゆいときはつい、手でかいてしまいがちです。また、寝ている時や椅子に座った時にもニキビを刺激してしまう場合があります。

背中ニキビはかゆみや痛みを伴う場合もあるので、ニキビを潰してしまったり触ったりしてしまいがちですが、ニキビ跡を残さないようにキレイに治すためには、絶対にニキビを潰したり触ったりしないようにする必要があります。

汗をかいたらしっかりと拭き取る

汗を拭き取る

背中は皮脂腺が多く、汗をかきやすい部位の一つです。

背中が蒸れてしまうと、ニキビの原因菌も活動が活発になるため、背中に汗をかいたら、しっかりと拭き取るようにしましょう。

汗を拭くときはゴシゴシと強く拭いてしまうと肌を傷つける原因になってしまうため、優しくタオルに吸収させるようにして拭き取ってください。

汗は寝ている時にもかいています。

夏場の寝苦しい夜や体調不良で寝汗をかいた場合にも、背中を清潔に保つことが背中ニキビの予防には大切です。

ニキビができてしまった場合の対処法は?

初期段階ではニキビは炎症を起こしていないため、適切な治療を受ければ短期間で改善することができます。

しかし、放っておいたり間違ったケアをしたりすると症状が進行してしまいます。

軽度のニキビが悪化すると痛みやかゆみなどの症状が出てきます。ここまで進行してしまうとセルフケアでの改善は難しく、炎症が長引くとニキビ跡が残ってしまいます。

ニキビを治し、ニキビ跡を残さないためにも医療機関での治療をおすすめします。

背中のニキビ跡は?

赤み

赤みニキビ跡

炎症を伴うニキビが落ち着いた後に、お肌に赤みが残った状態です。
肌内部にニキビの炎症が残っているケースと、炎症した細胞を修復するために毛細血管が拡張し、赤く見えるケースがあります。

色素沈着

色素沈着ニキビ跡

ニキビからお肌を守るためにメラノサイトの活動が活発になり、大量に作られたメラニン色素が皮膚に残って茶色く見える状態です。
ニキビの炎症によって毛細血管が破壊されると、紫色のニキビ跡が残ることもあります。

クレーター(陥没)

クレーターニキビ跡

ニキビが治った後、お肌に凹みが残った状態です。
ニキビが炎症・化膿すると患部周辺の細胞が破壊され、真皮層までダメージが及びます。
すると炎症がひいても組織が修復されず、お肌が陥没してしまいます。
背中は顔よりも陥没症状は少ないです。

フェミークリニックの
背中ニキビ・ニキビ跡治療施術メニュー

ケミカルピーリング

効果のあるニキビの症状:白ニキビ黒ニキビ赤ニキビ黄ニキビ(化膿ニキビ)

ケミカルピーリング

酸性の薬剤を使ってお肌の古い角質を除去し、毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除く治療です。
お肌のターンオーバーを正常なサイクルに整え、毛穴詰まりを解消するとともに、ニキビの再発を予防します。

ケミカルピーリングとは?

光線治療

効果の期待できるニキビ症状:赤ニキビ 黄ニキビ(化膿ニキビ)

光線治療(クリアタッチS)

肌の表面から光を照射することで、ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌し、炎症を鎮める治療です。
美容皮膚科 銀座フェミークリニックでは、クリアタッチSとクロモライトの2種類をご用意しております。

光線治療とは?

デュアル(AC)

効果の期待できるニキビ症状:赤み
効果の期待できるニキビ跡症状:色素沈着

デュアル(AC)

光エネルギーと高周波を組み合わせ、広範囲に働きかける治療です。
ニキビ跡の赤みに効果的なデュアル(AC)は、青色と赤色の2種類の光を照射し、お肌内部で起こっている炎症を鎮静化します。
また、デュアル(AC)から照射される光エネルギーには殺菌作用があるため、アクネ菌の増殖を抑えてニキビの再発を予防する効果もございます。

デュアル(AC)について詳しくはこちら

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

効果の期待できるニキビ症状:赤ニキビ 黄ニキビ(化膿ニキビ)

(イソトロイン・ロアキュテイン)

FDA(米国食品医療品局)の認可を受け、世界各国で用いられている“飲む治療薬”です。
高い殺菌効果と皮脂分泌を抑制する効果があり、重度の炎症ニキビに高い効果を発揮します。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)とは?

内服薬・外用薬・コスメ

効果の期待できる症状:白ニキビ 黒ニキビ 赤ニキビ 黄ニキビ(化膿ニキビ)

内服薬・外用薬・コスメ

症状に合わせて各種内服薬・外用薬を処方いたします。
ゼオスキンやアゼライン酸高濃度配合クリーム、オリジナルコスメ「agora」など、話題のスキンケアアイテムもご用意しております。

内服薬・外用薬・コスメについて詳しくはこちら

背中ニキビが治らない場合は
早めにクリニックへご相談を

睡眠

背中ニキビやニキビ跡はセルフケアが難しく、自己判断しにくい部位です。また、ニキビとよく似た見た目をした別のものもあるので少しでも気になった場合はクリニックに受診することをおすすめします。

銀座フェミークリニック 院長 北山 英美子

記事監修
銀座フェミークリニック
院長 北山 英美子
日本皮膚科学会所属

【略歴】
平成11年3月 東邦大学医学部卒業
平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
平成11年5月 日本形成外科学会 所属
平成15年5月 日本美容外科学会 所属
平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任

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